プログラマーやシステムエンジニアを目指している方で、
プログラミング言語やIT関連の勉強をされている方はたくさんいらっしゃると思いますが、
『データベース』を勉強している方はなかなか少ないと思います。
エンジニアとってプログラミングも大切なことですが、
データベースを扱うことも非常に重要なことなのです。
そこで、今回はデータベースとはなんぞや?について簡単なお話をしたいと思います。
皆さん、データベースとは何ですか?と聞かれてイメージするのは
「何かデータを集めておくもの」ではないでしょうか?
もちろん、そのイメージは正しいのですがもう少し詳しく言うと
『何かしらの情報の集まりであるデータを効率的に扱えるよう整理・保管する仕組み』がデータベースです。
この「データを効率的に扱える」ことが重要で、これを行うために
『データベース管理システム(Database Management System 通称:DBMS)』といった
専用のソフトウェアが存在します。
DBMSを用いることでたくさんのデータを管理できたり、
高速にデータの参照・変更を行うことができるようになります。
データを整理・保管する方法はいくつかありますが、
その中でも主流なのが『リレーショナルデータベース』とよばれるものです。
リレーショナルデータベースは、データが表形式で整理されています。
例えば、レストランではメニュー表がありますが、表にすると以下の図のようになります。
また、いつ・どの料理が・いくつ注文されたかの履歴もデータとして保管しておくとすると
次のようにできるかと思います。
このようにリレーショナルデータベースは直感的にわかりやすく使いやすいのが特徴です。
このリレーショナルデータベースを扱うためのDBMSを
『リレーショナルデータベース管理システム(Relational Database Management System 通称:RDBMS)』とよびます。
RDBMSには「Oracle(オラクル社)」「SQL Server(マイクロソフト)」「MySQL(オープンソース)」など
たくさんのソフトウェアが存在します。
皆さんがエンジニアとして活躍する時、データベースを扱う際いずれかのRDBMSに触れることになるかもしれませんね。
以上、今回はデータベースとは?についてのお話でした。
(参考文献)
オラクルマスター教科書 BronzeDBA Oracle Database Fundamentals (翔泳社)
日本オラクル株式会社監修
株式会社コーソル教育/技術推進チーム 渡部亮太、岡野平八郎、鈴木俊也著
illust image
https://illustimage.com/