電子DIY「イメージセンサから画像を送る」#3

電子DIY「イメージセンサから画像を送る」シリーズ

早くも3回目の記事です。

#1 はこちら

#2 はこちら

 

前回の携帯スチルカメラは、撮影時に映像が見られない…

後になって「これは撮り直しだな。」となりがちですよね。

そこで今回は、リアルタイムモニターを作成することにしました。

 

カメラをWiFiでインターネットに接続し、ライブ画像を

ブラウザで確認しながら撮れるように変更します。

「おや? 前回の写真とほぼ同じでは?」と思った方は、

するどい。じつはその通り。

 

ESP32 CAMのすごいところの1つがこれです。

「microSDに画像を記録する」カメラと

「WiFiで画像を送信する」カメラが

なんとソフトウエアだけで切り替えられます。

 

今回もArduinoIDEでコーディングします。

「CameraWebServer」というスケッチ例をベースにしました。

スケッチに下の変更を入れます。

・複数のカメラ製品のモデルから適切なものを選ぶ

・ルーターのssidとpasswordを書き加える

 

Camera Ready! Use ‘http://(IPアドレス)’ ~

と出てきますので、メモしておきます。

<シリアルモニタ画面>

では実際に使ってみましょう。

 

PCなどから、ブラウザに

カメラのIPアドレスを入れると。

<ブラウザ画面>

右上にあるのが送信されてきている画像です。

 

ブラウザでモニターしておき、

それを確認しながら静止画を撮影しました。

<サボテン再登場>

前回に比べるとサボテンくんも少し良い感じになりました。

 

電子DIY「イメージセンサから画像を送る」シリーズは、

今回が最終回のつもりでしたが、

番外編としてある驚きの事件の顛末を紹介します。